国内における国際仲裁の活性化に向けた取組が進められている中、法務省は、平成30年5月25日(金)、オリック・ヘリントン・アンド・サトクリフ外国法事務弁護士事務所、オリック東京法律事務所・外国法共同事業及び英国仲裁人協会日本支部(CIArb)との共催により、「国際模擬仲裁・調停」セミナーを開催しました。当日は、民間企業の方々、法曹の方々等、約250名の方に御参加いただきました。
(注)国際仲裁とはどのような紛争解決手続かについては、平成30年4月25日(水)、「国際仲裁の活性化に向けた関係府省連絡会議」が取りまとめた「国際仲裁の活性化に向けて考えられる施策(中間とりまとめ)」を参照ください。(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokusai_chusai/pdf/honbun.pdf)。
本セミナーでは、国際仲裁の最前線で活躍されている仲裁人の方々等を招へいし、ライセンス契約をめぐる国際的な紛争を事例として取り上げ、国際仲裁・調停がいかに迅速かつ実効性のある解決手段を提供することができるかについて、模擬仲裁・調停を実演しました。
当日は、英国仲裁人協会上級仲裁人(FCIArb)であり、オリックのグローバル・ジャパンプラクティスグループのヘッドを務める髙取芳宏弁護士が解説をしながら進行しました。
Scene1では、代理人と依頼者間のやり取りを通じた、裁判ではなく仲裁・調停を選択するメリット及び戦略協議の場面の実演が、Scene2では、仲裁の準備期日における仲裁廷及び代理人間の協議の場面の実演がそれぞれ行われました。
Scene3では、仲裁手続中に調停を行うArb.-Med.-Arb.という手法の一場面として調停期日での和解交渉の場面の実演が行われた後、パネルディスカッションが行われました。


法務省では、今後も、このようなシンポジウム・セミナー等を開催するなど、我が国における国際仲裁の活性化を図るための取組を積極的に進めてまいります。




